パラリンピックが始まりました!今朝の開会式素晴らしかったですね。雨の中の聖火リレーで最終走者の2人前の女性が杖をつきながらゆっくりと次走者に向かう途中、転倒してトーチを落とした時は息を飲みました。(動画の3分15秒ごろから)スタッフに抱き起こされて立ち上がり前に進み始めた時、観客はスタンディング オベーションで大声援、鳥肌が立ちました。そして最終ランナーは車椅子の水泳選手シルバ選手。聖火台は階段の上。どうするんだろうと見ていたら何と階段がスロープに早変わり。それでも大雨が降る中滑ったらとか色々考えてしまいましたが、そこはアスリート、全く問題なく点火台へ。聖火が灯った時は思わず涙が出ました。



  今年のパラリンピックはこれまでとは全く違う気持ちで迎えています。と言うのは、実は昨年からゼミの研究で障がい者スポーツを扱い、研究を通じて多くの障がい者スポーツの団体、協会の方々、報道するスポーツメディアの方などと直接的にお会いしたり、メールをやり取りする機会がとても多くなったからです。 

  私が注目しているのは、パラリンピックならではの種目であるボッチャとゴールボール。今朝のNHKでパラリンピックの現地キャスターであるジャニーズの風間さんもパラスポーツならではのこの2つの面白さをどうやって伝えるかが僕の仕事ですというような事を仰っていて、思わずうんうんと頷いてしまいました。この2つの競技は、パラリンピック終了後私達のゼミが主催して本校の体育館で体験会を行います。詳細はまた書きます。

  選手としては、テレビにも最近非常に取り上げられている車いすバスケットの高校生選手の鳥海選手。朝日新聞社の後藤記者から保育園時代の運動会のビデオを見せてもらった時にはあまりの身体能力の高さに口あんぐり。そして3歳で両足の膝から下の切断を余儀なくされた彼が障害のない子供と一緒になぜ人一倍保育園で走り回ったり鉄棒登りができたのか、お母様はもちろん、当時の保育園の園長先生の勇気を知りとても感銘を受けました。バスケットも車椅子の扱い方は上手いし、とにかくスピードが凄い!見ていてワクワクする選手です。明日の早朝が第1戦ですね。頑張って欲しいです。

 

【後藤記者と一緒に鳥海選手のビデオを視聴】

 

  






今年はスカパーやネットの中継も充実し
ていて観戦環境も良くなりましたね。五輪と同じく早朝なのが辛いですが、頑張れ日本!